T-MAX現像やってみた
日曜日にT-MAXデベロッパーを使ってT-MAX400の現像をやってみました。
モノクロ現像自体はACROS100をミクロファインによる処理をやったことがありましたが、少しクセのあるT-MAXは今回が初めてです。そういうわけで入念に先人の知恵を調べてから望みました。
現像プロセスは以下の記事を参考にさせて頂きました。
TMAXフィルムをきれいなグレーフィルムに現像する方法 : 瀉眞の音
T-MAXフィルムには特有のハレーション防止膜があるそうで、これが頑固で残っちゃうそうなんですよね。最終的にはフィルムスキャンをして編集してやりますが、フィルム自体でもきれいなグレーのほうが見栄えば良いので、先述の方をプロセスを踏襲してみました。
そして現像したフィルムがこちら…
わりとステインが残ってしまい、薄く紫ががったフィルムになってしまいました。原因として考えられるのは以下の二点。
- 水洗いに使う水の温度が低かったこと
- 水洗いの撹拌が甘かったこと
どちらも横着してやらなかったのがいけなかったのですかね…。ただスキャンしたところT-MAXらしいコントラストや微粒子による高解像感のある現像が確認されたので一安心しました。*1スキャンした画像はこんな感じです。
モノクロ現像は現像薬品が入手しやすいことやローコストなこと、また液温管理がしやすいのでこれからも継続して続けることにします。